早稲田祭2024開催に際し、大学関係者各位をはじめ、周辺地域にお住まいのみなさまや企業・校友のみなさまなど、大変多くの方々のご理解・ご協力を賜りました。早稲田祭2024の開催にご理解・ご協力をいただいた全ての方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
早稲田祭はこれまで、「新た」な姿を見せながら、みなさまと「共に」、たくさんの「想い」を胸に、「ユメ」を目指して歩み続けてきました。そして今年、早稲田祭は「物語」の集う場所となります。
早稲田祭に関わる全ての人には、「物語」があります。なぜ早稲田祭に関わっているのか。その過程で、どんな困難や挫折があるのか、どんな結末を迎えるのか。
私にも、私だけの「物語」があります。私の早稲田祭と共に歩んできた「物語」には、思い返してみれば、友人との楽しい思い出があり、忘れられない景色があります。苦悩に溢れ、心が折れそうになったときもあります。そうして、自分だけの「物語」を歩んできました。
ぜひ、あなたも自分自身の「物語」に目を向けてみてください。早稲田祭2024までの日々を、思い返してください。どんな些細なものでも構いません。その一つひとつが、あなただけの「物語」を形創ります。
ぜひこの場所で、他の「物語」と出会い、「君」自身の「物語」を、実らせてください。
全ての人の、全ての「物語」が、早稲田祭2024という壮大な「物語」を紡ぐのです。
早稲田祭2024には、「君」の「物語」が必要です。
早稲田祭2024が、たくさんの「君物語」が「結集」する素敵な2日間となることを願い、挨拶とさせていただきます。
総長挨拶
「早稲田祭2024」が盛大に開催される運びとなりましたことを、早稲田大学を代表して、心より御慶び申し上げます。また、早稲田祭の開催に際して、ご協力いただきました皆様に、深く感謝申し上げます。 私は、総長に就任して以来、「世界で輝く WASEDA」を目指すことを強調してまいりました。そして、「世界で輝く WASEDA」を目指すにあたって、早稲田大学の学生諸君には「たくましい知性」、「しなやかな感性」、そして「ひびきあう理性」という3つの力を育むよう伝えております。 昨年度の早稲田祭は、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越え4年ぶりに制限のない完全対面での開催を成し遂げました。この復活の過程には、まさに答えのない問題に自分なりに考え解決する、「たくましい知性」が存分に発揮されており、その力は日々の活動に活かされていると言えます。復活を遂げた早稲田祭が「新たな 1歩」を踏み出し、より多種多様で、学生文化がより凝縮された発表の場となることを期待しております。 また、早稲田大学の魅力は学業にとどまらず、自由闊達なサークル活動や多種多様な価値観の集結、グローバル性、地域社会との連携、校友とのつながりなどに代表される「早稲田文化」にあります。 ご来場いただきましたご父母の皆様、受験生、校友、地域の皆様、そして全ての早稲田ファンの皆様におかれましては、豊かな学生文化が凝縮された早稲田文化と早稲田精神の発露を十分にご堪能いただけるものと思います。学生たちへの熱いご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
ご来場いただきましたご父母の皆様、受験生、校友、地域の皆様、そして全ての早稲田ファンの皆様におかれましては、豊かな学生文化が凝縮された早稲田文化と早稲田精神の発露を十分にご堪能いただけるものと思います。学生たちへの厚いご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
早稲田大学総長 田中愛治